卒業生インタビュー

画美研ってどんなところだろう…。そんな不安を持つ方に!志望校に受かった先輩の声をご紹介いたします!

私は春から東京造形大学の絵画専攻に通います。画美研は4年間お世話になりました。高校3年間は兵庫県から通って最後の浪人の年は岡山に下宿しました。なぜ兵庫の予備校ではなく岡山に来たのかというと、先生方のご指導や、先輩方の作品を見て、ここでなら自分の作品を伸び伸びと描くことができるのではないかと思ったからです。また画美研の図書館では自分では出会うことのなかった作家さんや作品にであえたり、志の高い、他のジャンルの受験生たちに出会えて、いろんな刺激をいろんな刺激を受けることができるのも画美研の魅力だと思います。

東京造形大学 絵画専攻 合格

画美研は高校2年生の秋からと、浪人1年目と役2年半お世話になりました。
画美研では受験勉強以上の体験をさせていただいたな私は思っています。実技面ですごく私の中で良い経験になったなと思ったのは、試験直前になると試験時間を意識した制作になっていくのですが、春頃などは同じモチーフを自分の満足いくまで描かせていただける時間を与えてくださいました。
もともと私は手が早い方ではないので、試験時間内だと自分の満足のいかない作品が出来上がってしまうことがどうしても多かったのですが、先生がいつも「もうちょっと続けて描いてみよう」と声を掛けてくださいました。自分の満足のいく絵を描けたことによって、次の作品を制作するときにも、完成図を意識して描いていけることが多くなりました。密度のある絵を描き上げれらたことによって、自分でここまで描けられたんだと、もっと細かく密度のある絵を描いていきたいなという思いも生まれ、制作の意欲にも繋がりました。ひとつ密度の高い絵を描けたということは、自分の中で自信に繋がったりもしました。
また画美研では、私と同じ日本画専攻の人だけじゃなく、油画科やデザイン科など、色々な科を志す方がいました。その人たちと合評することがあり、それぞれで自分とは違ったものの見方で絵を描いている人が沢山いて、私の中には無い斬新な見方で描いている人もいたりしたので、刺激になり、参考にもなりました。自分の絵を客観視できたりしたので、すごく良い経験になったと思っています。
私の画美研の中で大好きなところは、画美研の温かいところです。塾の先生はじめ、制作の時はみんな一生懸命だけど、それ以外の時はお互い声を掛け合ったりできる仲間がいたので、すごく受験生活の中で支えになりました。個人的な話になってしまうんですが、私は浪人生の1年目は下宿していて、受験期になったりすると、先生が晩御飯を作ってくださったりしてました。なんといったら良いか分からないくらい、感謝してもしきれないんですけど、そこでちゃんとご飯を食べられたことによって、制作に打ち込むことができたなと思っています。私は他の生徒と違って自分のことを相談することがあまりないんですけど、先生の温かさから、自分が悩んでいる時も先生が見守ってくれていると思って、気持ちを切り替えて制作することができました。
画美研は受験生活以上に、本当に自分を人間的に成長してもらえた場所だなと私は思っています。絵に興味があったり、美大に行くか迷っている人は是非画美研に行ってみてはどうでしょうか。

金沢美術工芸大学 美術科 日本画専攻 合格

僕は一浪して合格しました。受験の時は楽しいことばかりではありません。思い通りにならないこともあります。でも、画美研に来て、本当に好きなものを好きと言えるようになりました。画美研のおかげで試験会場でも楽しむことができました。先生方、本当にありがとうございました。

多摩美術大学・広島市立大学 合格

私は2年の夏ごろから画美研に通い始め、一浪して第一志望に合格しました。浪人が決定した時はショックで、中々切り替えることが出来ずに他の浪人生よりスタートが出遅れてしましました。
浪人生活を始めてからも家庭と先生の意見が対立することがあり、共通テストが終わるまでの約10ヶ月は週2,3ペースで通い、それ以外の時間は勉強をしていました。
他の浪人生達はほぼ毎日通っていたので自分だけ疎外感や絵の実力の差を感じたりして不安ばかりが募っていきました。画美研に向かう道中や絵を描いている時でも不安と焦りで泣いていました。現役の時、推薦、前期、後期と3回チャレンジして行きたかった行きたかった第一志望の大学もその当時の苦しみで頑張っている意味も分からなくなり全て投げ出したくなる時もありました。大学生になれるなら私大の全入でもいいんじゃないかとも思いました。ここまで辛かった思い出を書きましたが、そんな私がなぜ今合格をすることができたのか?それはやはり先生方と浪人生の仲達の存在に救われたからです。
受験直前期に入る前、先生と話し合った時に辛かった感情を温かく受け止めてくれました。大学生の先輩も長い時間相談に付き合ってくれました。
お昼ご飯は浪人生の仲間と一緒に食べると疲れた心が癒されました。受験期になっても他の受験生より短い時間で通っていたのですが、その中でも私の長所を存分に発揮できるような私にあった指導をしてくださいました。みんなの温かい応援があったおかげで私は再び受験と真剣に向き合うことが出来ました。今でこそ過ぎた話なのですが、もし不合格だったときはもう一度画美研で浪人することを考えていました。そんな強い覚悟を持てたのも先生方のことを信頼していたからだと思います。
安易な道は簡単です簡単ですが、逆に楽しかなく何も残りません。私にとってこの辛く、長くて短い浪人生活はこれから一生自分の糧となり、信頼できる中間が残りました。

尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科 合格

東京造形大学の造形学部メディアデザインを専攻することになりました。
画美研に入塾したきっかけは、岡山県のアトリエのパンフレットの中で、画美研のパンフレットが1番かっこいいと思ったからです。
体験にきて、先生方の熱い指導や、先輩方の額に向かっている熱い姿勢を見て、受験期をここで過ごしたいと思って入塾しました。
画美研では本当に沢山のことを教わりました。
また、画美研は先生方だけではなく先輩方や後輩との距離も近いので、たくさんの人と触れ合える環境で、たくさんの大切な時間を過ごすことができました。
受験期は大学以降の自分の進んでいくための羅針盤を作る期間だと思います。
そして画美研では、それを作り上げる上で大切な時間を過ごせると思います。
美大受験をしたい、絵を描きたいと思う方は是非画美研に来て欲しいです。

東京造形大学 造形学部 メディアデザイン専攻

私は、高校3年生の6月、7月頃から画美研に通い始め総合型入試で第一志望にごうかくしました。元々、一般入試の実技試験対策として、 通い始めたのですが、先生に背中を押していただき、総合型入試を受験しました。私が受験した総合型には、実技試験は無かったのですが、画美研の先生方には総合型対策として、200mでの面談の場を設けていただいたり、志望理由書を確認していただけたり、と絵以外の面でもお世話になりました。実技試験対策として、取り組んでいたデッサンも、本番の試験のプレゼンテーションの資料制作で絵を描くときに役立ちました。
画美研に通って無かったら、きっと私は合格できていなかったと思います。画美研で色々なことを学ばさせて頂きました。本当にありがとうございました。

川野涼香 京都工芸繊維大学 工芸科学部 デザイン建築学課程 合格

卒業して就職した卒業生の近況・メッセージ

浦上先生

私事ですが、今、倉敷美観地区に4月に開館した小さい展示施設で学芸員をしています。
自分で鉛筆を手にすることは無くなりましたが、仕事で絵が好きな中高生に接すると、画美研に通っていた頃のことを思い出します。

県立大学を受験すると決めてから、学校帰りに画美研でデッサンをして、家に帰ったからクロッキーをして、というような生活を送っていたと思います。
そんなある日のクロッキーを見てくださった先生が、

「眠たい時は寝たらええんよ」

と仰いました。
真面目なお顔だったような、笑っておられたような。
ともかく、肩の力が抜けたのを今でも良く覚えています。

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